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肩こりの原因と治し方

こちらの記事では、肩こり・首こりでお悩みの方に向けた原因を改善方法についてまとめた記事です。

・肩こりが辛く仕事に集中できない。
・肩こりから頻繁に頭痛が起こり、痛み止めが手放せない
・首こりがひどく整骨院に通っているが、なかなか良くならない。

上記のようなお悩みの方は最後まで読むことで、新しい解決方法を見つかるかもしれません。
なかなか改善しない首や肩のこりに対し、根本的な問題はどこなのかを知ることで改善の第一歩が見つかります。

目次

肩こりは国民病

ストレス、デスクワーク、スマホ、猫背、、、さまざまな社会背景や生活背景から肩こりは起因します。

また、肩こりは、日本人の国民病ともいわれる身体の悩みです。
厚生労働省の国民生活基礎調査では、女性では1位、男性では2位という結果を発表しています。

肩こりの主な原因

肩こりが発生する原因は様々ですが、主なものには次のようなものがあります。

  • 運動不足による筋力の低下
  • 長時間の悪い姿勢による血行不良
  • ストレスによる筋肉の緊張

特に姿勢や血行不良などの原因を放置して、肩のマッサージや痛み止めを繰り返し服用していても根本的な改善に繋がりません。

ヘッドフォワードポスチャー

頭部は成人で体重の10%ほどといわれており、平均で4~6キロ程度あるといわれています。

不良姿勢などで見られる頭が前方へ突出した姿勢(ヘッドフォワードポスチャー:PFP)は、常に重たい頭部を支えるために、首や肩回りの筋肉は緊張状態を強いられるため、肩こりや首こり、ひどくなると頭痛を発症します。

FHPの姿勢を長期間続けることで、次のような影響を及ぼします。

  • 首や肩の痛み、こり
  • 頭痛
  • 胸郭出口症候群
  • 呼吸機能の低下
  • ストレートネック
  • 精神的な影響

上位交差性症候群

上位交差性症候群(Upper-Crossed Syndrome:UCS)も肩こりの方に多く見られます。、
背中が丸まって肩甲骨が外に開き、頭が前に出ている状態を指します。

やはり上位交差性症候群もPFPを惹起します

前後の筋肉のバランスが崩れており、横から見た首と肩のアンバランスが特徴です。

原因としては、座り姿勢などの不適切な姿勢によって筋緊張のアンバランスが起こることです。

これらの原因の改善には、上部僧帽筋や肩甲挙筋、大胸筋、小胸筋が硬くなり、反対の作用をする首の前側の筋肉や肩甲骨・背骨周りの筋肉が弱くなることで起こるため、それらの改善が必要です。

緩める筋肉

・後頭下筋
・僧帽筋上部
・肩甲挙筋
・前鋸筋
・小胸筋
・大胸筋など

実際の施術の様子

動かすべき筋肉

・僧帽筋中・下部
・横隔膜
・多裂筋
・頸部深屈筋群など

実際のエクササイズの様子

呼吸は1日20000回

呼吸様式でも肩こりは惹起されます。

呼吸は1日に20000回程度行われているといわれていますが、呼吸様式は大きく分けると2つあります。

胸式呼吸:肩の僧帽筋や肩甲挙筋を用いた浅くて早い呼吸で交感神経優位(活発・興奮)
腹式呼吸:横隔膜を用いた深くてゆっくりな呼吸で副交感神経優位(リラックス)

呼吸様式は場面に応じて切り替わりながら適切な呼吸を行えることが重要ですが、常にストレスを抱えて交感神経が優位な状態が続いたり、リラックスが苦手・鼻炎・口呼吸・肋骨がガチガチなどさまざまな原因で胸式呼吸の状態が続くと、一日20000回もの呼吸を僧帽筋や肩甲挙筋を用いて行っていては肩こりもするはずです。

そのため、適切な呼吸のトレーニングというものが必要です。

呼吸のトレーニングといわれてもパッとイメージしにくいかと思いますが、横隔膜を使った呼吸パターンの練習や呼吸数を減らしていくトレーニングが好ましいです。

緊張性頭痛

緊張性頭痛とは、頭をベルトで締め付けられるような痛みで、肩こりや首こり、眼精疲労や睡眠不足などが原因で引き起こされます。

めまいや吐き気を伴う場合もあり、慢性化することもしばしばあります。

肩こりや首こりの原因改善やヘッドスパによる頭皮の緊張緩和、呼吸トレーニングによる脳への酸素供給などは、緊張性頭痛の緩和が期待できます。

頭痛の分類

頭痛には、一次性頭痛と二次性頭痛というものがあり、緊張性頭痛は一次性に該当します。
他にも片頭痛などが一次性頭痛に分類されます。

二次性頭痛には、脳出血や脳梗塞、脳腫瘍、外傷、感染などが該当します。
突然の頭痛や、今まで経験したことがない頭痛、頻度や程度が増していく頭痛、麻痺やしゃべりにくくなったり歩きにくくなったりするなどといった症状を伴う頭痛は二次性頭痛が疑われます。
また、発熱や吐き気・嘔吐などを伴う頭痛も二次性頭痛が疑われますので、病院への受診が必要です。

頭痛を診る際に、レッドフラッグといわれる危険兆候がありますが、頭痛の分類は専門家でも難しく、鑑別できないセラピストも多くいるため、普段と違う違和感を覚えたら病院での受診を先に行うことを強くオススメします。

WELLPORTへご相談下さい

熊本県益城町・熊本市周辺で肩こり・頭痛にお困りの方はWELLPORTへご相談ください。

MEDICAL×FITNESSをコンセプトにしっかりとした鑑別や整体施術・呼吸や筋力改善のための運動療法を提供いたします。

まずはお気軽にご相談ください。

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